ずっと違和感を抱えて生きてきた。
けれど、それが「普通」だと思っていた。
親の言動も、家族の空気も、「どこの家庭もこんなものだろう」と、自分に言い聞かせてきた。
転機は、親の攻撃が私の子ども——孫に向けられたことだった。
我慢を重ねてきた私の中で、何かが大きく揺れた。
勇気を出して自分の意見を伝えた。けれど、そのたびに否定され、跳ね返された。
言葉は届かず、ただ傷つくだけだった。
そこから本を50冊以上読み、毒親に関する動画を見あさり、
3件のカウンセリングを受けた。
「親は変わらない。だから自分が変わるしかない」
その言葉の意味はわかっていたつもりだった。
けれど、行動に移すには時間がかかった。
今は、認知行動療法とスキーマ療法に取り組んでいる。
自分の中に染みついた思考や感情と向き合いながら、回復を目指している。
このブログは、そんな私自身の記録だ。
自分を振り返り、見つめ直すために書いている。
誰かのためではなく、自分のためのアウトプットだ。
でも、もし同じような苦しさを抱えている人がいたら、
この記録が、ほんの少しでも心をほぐすきっかけになれば嬉しい。